自分の利用する横浜駅でのことですが、しばらく Rakuten 回線をつかめない状態が続いておりました。ところがある日突然、Rakuten 回線がつかめるようになったと思ったら、つかんだだけではなく回線速度が爆速に変わっていました。
楽天回線(周波数帯:Band3)を全くつかめない状態が続く
Rakuten UN-LIMIT を 2020年4月に利用を開始して、自分の生活圏では横浜駅付近だけが唯一 Rakuten UN-LIMIT の回線(Band3)につながるエリアでした。当時は、朝の通勤時間帯で 6Mbps~8Mbps 程度でつながっていました。
それが 2020年7月後半になって楽天回線の周波数帯である Band3 を全くつかめない状態でした。正直なところ、この時は急激に Rakuten UN-LIMIT の契約者が増え、楽天回線につながらない状態になっているものと考えていました。
以下は、2020年8月7日の朝の通勤時間帯に確認したものですが、au 回線の 周波数帯である Band18 となっています。
(※「Network Cell Info」アプリ画面の SIM1 LTE+ Rakuten と記載されているメーターの右上に「18」と記載されている部分が、周波数帯 Band18 につながっているという意味の表示となります)
楽天回線(周波数帯:Band3)をつかんだら爆速だった
お盆明けになって、再び横浜駅で楽天回線をつかむようになっていました。
(※「Network Cell Info」アプリ画面の SIM1 LTE Rakuten と記載されているメーターの右上に「3」と記載されている部分が、周波数帯 Band3 につながっているという意味の表示となります)
回線速度を計測してみたところ、なんと 58.7Mbps もでていました。
しばらくの間、楽天回線がつかめない状態になっていたのは、楽天回線エリアの回線工事のためであったかもしれませんね。
楽天の三木谷社長が基地局建設の前倒し発表
2020年度 第2四半期決算説明会において、基地局建設について楽天の三木谷社長から当初、総務省提出済みの計画を 5年前倒しして達成すると発表がありました。
具体的には、2021年3月までに人口カバー率 70% を前倒し達成するというものです。
横浜駅で 58.7Mbps の通信速度が確認できたことは、この発言を裏付け(?)する結果でもあると、個人的には感じました。
といっても、横浜駅で確認しただけでは、まだ気が早いですね。
実際に、楽天エリアであるはずの川崎市街地でも楽天回線の周波数帯である Band3 を全くつかめない状態を確認しています。これも工事を継続中のためかもしれませんが、とにかく三木谷社長の「2021年3月までに人口カバー率 70% を前倒し達成する」という発言を信じて、結果を待ちたいと思います。
楽天モバイルの 5G 対応について
楽天モバイルの 5G は、4G もまだの状況の中で、5G はまだまだ先の話のように感じていましたが、楽天モバイルは NEC とコンテナ技術を導入した Stand Alone 方式の 5G コアネットワークの共同開発を進めることで合意し、仮想化 4G および 5G 統合コアを効率的に構築しているようです。
NEC が、5G 無線機の提供など楽天モバイルに緊密に協力していることもあり、Rakuten Mobile 5G は、2020 年秋にスタートすると発表されています。
Rakuten Mobile 5G は、Rakuten UN-LIMIT 同様にインパクトのあるものになるそうなので楽しみに待ちたいです。